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2013年4月29日月曜日

伝統の三大友禅


手書き友禅染めの代表、三大友禅をご紹介しましょう。


【京友禅】 

京友禅(きょうゆうぜん)とは、京都の伝統工芸品の一つで、
元禄時代に扇絵師の宮崎友禅斎によって考案された染色です。
絹織物の白布に絵をかき、染め出したもので、鴨川の流れでさらし、
鮮やかな色彩を出していたが、最近は郊外に移転しています。
本格的な手描き友禅の場合、
完成までに26もの工程を踏む大変手間のかかるものとなるため、
現在は型染めや捺染が主流となっています。


【加賀友禅】 

加賀友禅(かがゆうぜん)は、国指定伝統的工芸品で、
江戸時代中期に加賀藩にて栄えた加賀御国染を基に
京友禅の創始者といわれる絵師宮崎友禅斎が、
晩年金沢の加賀藩御用紺屋棟取であった太郎田屋に身を寄せ、
加賀御国染に大胆な意匠を持ち込み、確立した染色技法と、その作品をいいます。
加賀五彩(藍、臙脂、草、黄土、古代紫)と呼ばれる艶麗な色彩で知られ、
特に紅色、紫、緑系統の色を多用します。
柄は、図案調の京友禅に対して草、花、鳥等の絵画調の物が多く、
自然描写を重んじる中から「虫喰い」等独自の装飾が生まれました。
「ぼかし」も京友禅以上に多用される傾向にあります。
金沢市内を流れる浅野川では、工程の最後の方に、
余分な糊や染料を洗い流す友禅流しが見られることがあります。 



【東京友禅】  

東京友禅(とうきょうゆうぜん)は、東京を産地とする、伝統的工芸品です。
東京手描友禅や江戸友禅とも言われます。
東京友禅の特徴は、江戸の街の町人文化を背景とした、
渋く落ち着いた色合いの中にも、都会的センスの洒落感が漂う作風です。


日本の,美しい,きもの.

2013年4月28日日曜日

きものをもっと知ってみたい【分類】

フォーマルとカジュアルと


フォーマルには、振袖黒留袖があり、
カジュアルには(つむぎ)があります。


染め方による分類


糸の状態のときに染めたのが「織り」、
生地を後から染色するのが「染め」です。
他には、絞り刺繍金彩などの技法があります。


●きものの種類


黒留袖】(くろとめそで)
既婚女性の礼装。結婚式に親族の既婚女性が着る正装。

色留袖】(いろとめそで)
未婚女性も着られる祝儀用の礼装。

振袖】(ふりそで)
未婚女性の礼装。袖丈が長いほど格調高いとされる。

訪問着】(ほうもんぎ)
未婚既婚の区別なく着られる準礼装。

付け下げ】(つけさげ)
訪問着の代用として着られる社交用のきもの。

色無地】(いろむじ)
一色で染められた無地のきもの。黒以外は紋を付けて略礼装となる。

喪服】(もふく)
不祝儀の正装。葬儀では五つ紋付きの黒無地を着る。

小紋】(こもん)
お洒落着。全体の模様の上下がわからない着尺のこと。

織り】(おり)
紬のこと。お洒落着、社交着にもなっている。

浴衣】(ゆかた)
単衣仕立ての木綿のきもの。盛夏の街着。


日本の,美しい,きもの.

日本の,美しい,きもの.

現在、「きもの」といえば和服を意味します。

日本の美しいきものを堪能したい。

再認識してみたい。

そのために現在のきものを、

紹介していきたいと考えています。